ただ、無敵なだけのヒーローなんて、かっこ悪いにもほどがある

赤い豚の日常


……今週、忙しいんだよな。
そして給料日まで十日あるのに、金が無い。
それなのに何故、俺は仮面ライダーを見てるんだ!!
それもカブトを!!
いや、遅れてるとは思うんだけどさ、やっぱり面白いわ仮面ライダーカブト
なんというか、馬鹿とシリアスが丁度よい感じで融合している印象
……そして進まないテスト勉強、もうイヤポOrz




嘘予告小説『戦闘員と魔法少女(仮題)』


昔々、あるところに悪の秘密結社がありました。
無論この話は昔話で、全部ハッピーエンドに終わる話だから
悪の秘密結社は、正義のヒーローがボスを倒して壊滅させました。
めでたしめでたし。


だけど、話はそこで終わりません。
これはあくまでも御伽噺、都合の良い部分だけかき集めて取り繕った仮面の物語。
その下には、本当のお話があるのです。


「このつまらない日常が、あの時の非日常から続いている事が
 ……まるで信じられない」


「――私は、今あなたといられるから幸せなんですよ」


「もう一度、俺たちが力を合わせれば……
 俺たちが、ただ俺たちでいられる場所位なら。
 手に入ると思わないか?」


「……彼女のお姉ちゃんは、悪の秘密結社に殺されたんです」


「後三回、その後に待っているのは救いようの無い"死"だ」


「私が戦う相手は、天使なんです。……汚れた地球の人々の魂を救済する為に
 最後の審判を待たずに動き出した狂天使達。それを狩る為に私は…… 魔法少女になったんです」


「私が、君たちを滅ぼした"プロトライダー"だ」


「誰かが、私が変身して戦うことで救われるなら―― それはとってもうれしいことなんです」


「泥の中に沈んで、血反吐を飲んで命を繋いだ――
 そんな男が、生涯たった一度だけヒーローをやるのは
 とても、かっこいいと。そう思ったんだ」


「「変身(ライド・オン、マジカル・コール)ッ!!」」


それは、素顔を仮面で隠した男と、心を笑顔で隠した少女の物語


ぶっちゃけ本編書く気は無いがな!! (外道
いや、仮面ライダーを見てたら急に戦闘員を主人公にしたシナリオを書きたい病が
発動してしまったので、それを厨二匂い満載の台詞として吐き出したかったんだYO!!
ちなみに本編は、影も形もありません。