SRCシナリオ感想[電脳葬兵ロストソウル最後まで]



以下、ネタバレの為隠し。
いや、うんひどい真実は大体想像通りで主人公は某バイド系シューティング
ゲームの中では比較的ましな状態で兵器として戦わせられていたところで自我が目覚め
暴走。それまでシュミレーションの中で戦っていたディクティブと呼ばれ処理される事に。
そして無数の敵に追われて、自らの記憶のままに故郷に帰るうとする姿はType-R系の
シューティングを思い出す流れだなと。そして最後は都合の良い夢を見ながら散る姿は
なんというか物悲しい気分にさせていただきました。が、個人的には警告するほどひどい
結末ではなかったんじゃないかなぁと、いろいろと過度に警告された割によくあるタイプの
悲劇だったのでプレイヤーに耐性があると肩透かしになってしまう場合があるんですよね。
個人的には難易度と警告をもっとあっさりしたものにした方がユーザーフレンドリーだった
んじゃないかと思いますし、この難易度を保つならもっと救われない、たとえば既に世界は
ディクティブに征服されていて、主人公たちは脳髄だけ取り出されてディクティブの仮想標的
をやらされ続けていた。そのことに気付いた主人公は一矢報いようとするが、対峙するのは
先輩や戦友たち、彼らを倒してディクティブに挑もうとした瞬間安全装置が作動して機能停止。
絶望したまま脳髄が入ったシリンダーを潰される、くらいえぐい結末を用意してほしかったな
……とか。ですが何はともあれ長い期間楽し得たシナリオだったと思います。最終的に救済要素
に頼ってしまいましたが、十分に楽しんだ後なのでこれはこれでいいかなと思います。

……
………で、本気で撃破すると結末が変わるとかそういうオチがあったら僕は泣きます。