SRCシナリオ感想



航空戦域ゴーストランサー、4話まで
霊子収束エリクシール_Ver0.1
アヴィスレイムの魔王、8話
以下、いつも通り隠し。
航空戦域ゴーストランサー、4話まで


成上さんの新作オリロボシナリオ。スーパー系が多いSRCオリロボの
中でも真っ当なリアル系シナリオ……ではないような気がしなくはなかったり。


簡単に説明するなら、Spと呼ばれるテラフォーミング中の火星を舞台に
片足の悪い主人公が隊長なのにコミュ力皆無の超エースパイロットや、
三十路な副官代理や幼馴染なオペレーターや、無口な謎少女や、
トラウマ少女相手にキャハハウフフする話。と見せかけて


テラフォーミングの為に用意されたエイリアンとサイコロ転がして
正気度チェックしたり、しつこい嫉妬深い同期からの嫌がらせを
クールに回避する感じの話です。


付け足すなら、サイコロ転がすのに失敗したら、窓に! 窓に! な状態になってしまう
オマケつきで、何というコズミックホラーラブ(クラフト)コメディ? シナリオだなぁと。


個人的な感想を述べるなら、もうちょっとヒロイン分岐パートが増えればなぁと
やっぱり折角のギャルゲシナリオなんですしヒロインともっとキャハハウフフ出来る
パートが増えると嬉しいなぁと。


キャラクター毎だと、隊長の久瀬アダリと副隊長の草月ミオがヒロイン的な
意味でリードしている印象。特に副隊長は主人公の補佐をしているという関係上、
クローズアップされている感じがします。2番手に幼馴染なアリアと無口なトーコ
が来る感じで。アリアは幼馴染補正で、トーコは無口キャラ補正でそれぞれ印象的ですが……。
リリカさんが現状ではどうも影が薄いというかヒロインというより出番の多い脇役のように
感じてしまうのが残念だなぁといった処。


ただし、それはあくまでも隊長や副隊長、幼馴染といったキャラクターが魅力的であり
それ故にもっとキャラクターたちの掛け合いを見たいと感じるが故であり
成上さんの作品カラーであるキャラクター同士の複雑な人間関係や、メインキャラの
書き下ろしアイコンと言った要素も面白さを引き立てていると思います。
と言った感じで。




霊子収束エリクシール_Ver0.1


ごく普通のオリロボシナリオの1話と言った感じ。
これから継続してリリースされるかどうかが分かれ目かと。
ただし、キャラクターの台詞の最後に"。"がついているのが凄く違和感が……
後、作品のカラーが前面に押し出されていないのが気になる処。
特に、プレリリース版を出す=更新速度的には期待できないという印象があるだけに
なんかこう、もうちょっと尖った所が出てくればなぁとかなんとか。




アヴィスレイムの魔王、8話


魔王様はスパルタ教育、というより死や隷属を選ぶなら勝手に選べって感じです。
まぁ、見た感じそれでも戦うのなら手伝ってやらんでもないというツンデレ要素が
見えるような見えない様な……。こう、ツンツンツンツンデレ? なのかもしれません。


戦闘では味方がガンガン抜けていく上でターン制限がある為、敵の確保に全力を注ぐ感じで。
ボス撃破をこのステージで狙う程人間止めていませんし。


そしてリーゼがある意味敗北宣言というか、これエロゲだったら選択肢次第で
バットエンドでCG差分ですね! な雰囲気でアークニクスに帰ってもらって次回に続く。


……今後、どうなるのかなぁと思いつつ次回を待つ方向で。