SRCシナリオ感想



今回は
・疵痕〜花山薫任侠伝〜1〜19話まで
スーパーロボット大戦NOVA、6A〜7A話&8B話
の2本、以下ネタばれの為隠し。
・疵痕〜花山薫任侠伝〜1〜19話まで
以前プレイした鉄ノ月〜くろがねの刃〜の作者であるリドリーさんのシナリオ。
版権キャラクターを要素として扱い配置する典型的な古い言葉で言うのならゼンマイ系シナリオ
最近の言葉で言うのなら、MUGEN的(MUGENというジャンルそのものに対して賛否両論あるとは思いますが)
と言ったらいいのでしょうか? 多少人は選ぶかもしれませんがネタが分かるのならかなり面白いシナリオだと思います。
花山薫を中心として魔界都市っぽい新宿で勢力を拡大していくという、ある意味荒唐無稽と言うか
むしろそれっぽい感じのシナリオと聞いて食指が動く方はぜひプレイするべきだと思います。




スーパーロボット大戦NOVA、6A〜7A話&8B話
6A〜7A話、いやザ・ムーン分からな過ぎだろっ! ぶっちゃけ説明が足りていないのですが……
シナリオがはしょっているというより、原作がこんな感じだからこう説明するしかないって雰囲気がひしひしと
伝わってくるというか……。よくこの話をスパロボと絡めようと思ったなぁと心の底から思いました。
なんというか、ロボット物のお約束と言うかパターンを踏んでいない感じがひしひしと伝わってくるというか
良くも悪くも原作を呼んだ事もない人間にカルトでカオスな作品の内容をダイレクトアタックというか……。
どうしよう、SRCシナリオとしてこんなに丁寧でしっかり作ってあるのに素材のアクが強すぎて
なんて言ったらいいのかさっぱり分かんないよママン!


8B話、こちらは分かりやすく百合の話。ええ敵側の方に百合の花が咲き乱れるのはいいのですがっ!
……百合ばっかりの敵側で繰り広げられる百合より、味方陣営での姉妹百合の方が相対的に目立ってしまうというか
ぶっちゃけ、オリ敵の描写が少なめな部分もあって、マビノギオン=百合花畑と認識されてしまい十分に個々のカップリングを
堪能する余裕が無いってのが少々残念な部分でしょうか? まぁ今後の出番が増えるに従って改善される部分だとは思いますが
折角百合なんだから、もっとしっかり百合ってもいいんじゃないかなーとか。ぶっちゃけ百合需要が無い人は
主人公が百合って時点で敬遠してプレイしないでしょうし。
戦闘面に関しては、あらゆる意味でフォルカ無双。
物理的にザコとボスを蹴散らし、回想シーンで主役に躍り出るまさに俺が主役状態!
まぁ、戦闘で主役を張った分エピローグでは他のキャラクターに見せ場を譲った印象があります。
特にマリィと墓参りに行く約束をするアークはリアル系男ヒロインといった風情で何故女の子じゃないんだろうと思うほど……アレ?
何はともあれ、続きを楽しみにプレイしたいところです。