SRCシナリオ感想



死神探偵スズキ12〜13話


馬鹿長いので隠し。
最近あんまり感想書いてないので、年末はガンガン感想を書く方向で。


・12〜13話感想


実はオフ会中に先行試写会的に見せていただいていたので特に語ることは無い感じです。
ただ、一言述べるなら最高のエンディングだったと。そう思います。
これまで張られていた細かい伏線を、整理しながら解き明かしていくという
この手のシナリオとして最高の展開かつ、プレイヤーの予想を裏切り期待を裏切らない結末だったなと
心のそこからそう思いました。


・12〜13話戦闘感想


12話ではいつも通り、通称パピヨンマスクの彼と戦う前にいい感じの間合いを取りながら
死神とスズキを隣接させた状態で戦う事を心がけていれば、負ける要素はありませんでした。
まあ、ワンちゃんから毒を喰らうとちょっと危ないのですけれど。


それに引き換え、13話前半の戦闘は非常にシビアでした。
それまで主力だった死神が居ない状況下において、
本来の力を取り戻したスズキ1人だけでラスボス+多数のザコに挑む形の戦闘。
ただ、スズキには2回行動およびP3マシンガンで間合いの取り方に関しては、
楽だった気がします。しかしザコ戦でSPを温存しなければボス相手に
何度もクイックロードを強いられる場面が出てきます。


ただし、むしろそのクイックロードを何度も繰り返すというシュチュが
ある意味シナリオの演出として、非常に面白いなと感じられました。


13話後半は、死神と共に再びラスボスに挑む形で。
前半と比べると、相棒である死神が居る上、毎ターンSPが回復するので
随分と難易度は低いものの、これまで出てきたボスが出現するためハードな展開でした。


いや、基本的に戦闘中にリソースの回復が出来ないスズキにおいて毎ターンSPが10回復
すると言うのは、まさにシナリオ補正というか物凄い恩恵です。故に時には下がって体勢を立て直しつつ
かなりの時間をかけて撃破、この13話後半の戦闘の途中でスズキが最終SP信頼を覚えたのは
地味にヒガタさんの陰謀だったのでは? とかんぐってしまいましたがw


・エンディング感想


そして、最終話終了後に……
え、エンディングアニメ――だとっ!?


正直な話をいいます、このエンディングアニメ間違いなく
SRCにおけるOP、ED風演出における最高峰の仕上がりです。
まず、画面全体から溢れでるセンス。
次に、作中の雰囲気にマッチングした曲
そして何より、ガチアニメーション。ええ、ガチで動きます。
とりあえず、何はともあれプレイしていない人は見ろとその一言に尽きます。
後、地味に自分の名前がスペシャルサンクスにあったのが嬉しかったりもw
自分みたいな、妄言をちょっと語ったような人間まで入れてくださって本当にありがとうございます。


・シナリオ全体


短編等身大オリジナルシナリオにおける一番クオリティーが高い作品。
こういい切ってしまっても、問題はありません。
SRCというツールにおける演出の最高峰に達した演出。
13話、1クールという話数の中でしっかりと計算されて魅せられるストーリー。
なにより、可愛いよ! 死神かわいいよ! ごめん途中まであんまり萌えないとか思っててごめんっ!
何はともあれ、完結おめでとうございます。ヒガタ様。次回作も楽しみに待っております。