SRCシナリオ感想



何となく、最近SRCシナリオプレイしていないなーと
数作プレイして、感想を書いてみる今日この頃。




・仙人遊戯物語『仙境桃源郷』序章まで。


総合支援センターの更新シナリオの所にあったのでプレイ
全体的に、和風で演出に凝ったシューティング風味のシナリオ。
具体的には、同一ターンで敵を虐殺すればするほど得点が上昇する感じ。


リードミー見ると、微妙に素直になっちゃえYO! とか思わなくは無いけれど
本作は『安易なオマージュを避ける』という戒めを設けています。他作品に似せた覚えは全く有りませんので悪しからず。
とありますし、偶然似てしまったということなのでしょう。


ええ、僕もそういうことありましたともっ! 皇鉄って造語作ったら
架空戦記の主人公の名前だったりとかっ! 地味にへこみましたとも


さて、そういう僕の細かいトラウマーは兎も角。シナリオの感想としては
面白そうだけれども、練り込み不足+ボリューム不足といった印象。


格闘武器で敵を倒したときのみ、再行動可能というシステムは面白いのですが
正直、難易度通常でも再属性がある武器による再攻撃を、2〜3回クイックロードで
誘発しながら気力を高めれば、割と簡単に再行動が狙えるようになります。
ぶっちゃけると、せっかく持っているMAP兵器や射撃武器を使う機会が無く
あんまし頭を使わずに、敵を虐殺し続ける感じに。


出来れば、もうちょっと敵を凶悪にして射程や間合い、耐久力や運動性に差を設けて
武器を使い分けする感じにした方がいいかなぁ、と思ってしまいました。


まあ、序盤なので簡単に、という部分もあるのでしょうけれども
出来れば、後数話同時にリリースして貰えるとうれしかったかなぁと思います。




・臓機勇者ゼノケルト、四話まで


せっかく、SRC公式サイトシナリオコーナーが勇者ロボ祭りになっているので
勇者系シナリオのレビューをやってみようか企画第一弾っ!


ずっと前、一話までプレイして「……何処が勇者なんだ?」
という感想を抱いていたなぁと思い出しながら、プレイしてみる。

……
………あんまりにも内容がカオスで、感想が出てこない。
とりあえず、簡単に内容をまとめると以下のような感じ。


一話:主人公、謎のインテリジェンスウェポンを拾い。エイリアンと戦うが寄生される。
二話:ヒロインの尽力で、エイリアンにならずに済んだが、改造人間になる主人公。
三話:エイリアンの力に興味を持った政府軍が、無法し放題。軍のスーパーロボットを奪取
四話:なんか、調子が悪いのでスーパーロボットを改造。追っ手が来るが、勇者にランクアップして撃破


まあ、うん。
理解できないとか、勇者とかそうじゃないとか、断じてそんなスケールで語れないというか
このあらすじだけでは理解できないからと、本編をプレイすると余計理解できなくなるような気がする。
なんというか、複数の関連性の無いストーリーを無理やり一本の話に纏め上げている感じです。
具体的には、エイリアンに寄生された上に改造人間になった主人公と、プレデター風のエイリアンが長刀に転生して
生まれたインテリジェンスウェポンと、エイリアンを利用するためによく分からん理屈で行動する政府軍(ロボット装備)
が入り乱れて……プレイしていて、疲れるシナリオでした。
いや、決して面白くないわけじゃないんですが。
むしろ、この混沌を積極的に楽しむ方向でプレイしていたら良かったのかもしれません。
ただ、確実に言えることは
このシナリオは、絶対に勇者系シナリオではないなと。