SRCシナリオ感想
久々に時間と余裕が出来たのでSRCシナリオプレイ&レビューしてみる。
微妙にツン成分が多いのは、心に余裕が足りないからって事で。
・ヒューマノイド、完結まで
一言で言うなれば、第一話完。もしくは第一巻完
丁寧なキャラ描写と、急がない展開でゆっくり進むストーリーで
十話かけてどういうキャラクターなのかという事を書ききった印象を受けました。
主人公シュレイアの変化や成長の描写はあるのですが
作品内で主人公の抱える問題は解決せず、先送りになっている印象があり
ストーリー自体が、主人公が抱える問題を浮き彫りにするだけで終わって
主人公が抱える問題を解決するものでは無いので、少々物足りなさが残りました。
つまり分かりやすく一言で言えば、面白くて続きが気になるから続編プリーズ! と。
要するに展開がゆっくりで十話かけてしっかりキャラクターを描写したという事は
各キャラクターにプレイヤーがしっかりと感情移入しやすいという事で
続編を心待ちにして居る人は非常に多いのでは無いかと。
・落日いろは、完結まで
あんまし話題にならない、幻洸様のコードギアス風味オリロボシナリオ。
いや、ものすごおもろいと思うんですがね。戦闘難易度が高くて
ちいとばかり人に勧められないところをのぞけば。
個人的には歯ごたえがあって丁度いいバランスなのですが
確かにそれをめんどくさいと感じる方が居られるのは理解できるダブルスタンダート。
最終話までの感想をまとめるなら、凄い面白いシナリオと言えます。
序盤はキャラクターの掛け合いと特殊な戦闘システムで
プレイヤーをひきつけておいて、後半はそれまでの伏線を一気に回収しながら
物語の上に火種をばら撒きつつそのまま第一部完。
…
……
………って、全然完結じゃねー!
むしろ、ゲームクリアじゃなくてコンティニューの時点で続編創られる気
マンマンマンですね? よっしゃ、オマケにあった落日いろはに期待してますYO!
そして、星美さんの解説に噴いた。いや、そんな感じのメール送りましたけどさぁw
・正しい世界の入手法、五話まで
ニルヴァーナでお馴染みの、ダグラス様の新作シナリオ。
前作のニルヴァーナで、天使が地上で活動するとエネルギーを消費するという
設定で、きつめのリソース管理でゲームにスパイスを与えていたのと比べると
今作は侵略者の立場で進むシナリオということで、全体的に味方がスーパーロボに
倒されるための存在として組まれている印象があって、あんまり爽快感が感じられないなぁと。
ニルヴァーナでは味方が治安維持部隊で、序盤は敵のザコを蹴散らす展開が多かったのですが
正しい世界の入手法では、上記の理由から敵に蹴散らされ続けて居るような印象が強かった気がします。
ただ、キャラクターは前作同様に非常に魅力的ですし、今後派手に味方ユニットを開発出来る様になれば
より面白くなっていくのではないかと今後に期待です。