SRCシナリオレビュー



今日は、死神探偵スズキと誰が為に世界は廻るのレビューを。
・死神探偵スズキ、五話
なんというか、熱血とか、燃える展開とか、萌える展開とかそういうのをぶっちぎって
SRC等身大シナリオに新しい風を吹き込み続けるヒガタ様の探偵系退魔シナリオ、死神探偵スズキの第五話が
リリースされていたのでスパッとプレイしてみることに。


今回は、何故スズキが銃を持っているのかという疑問の解決と、今後出てくるであろう敵への伏線を張る回
といったところでしょうか? とにかく、音楽と、画像と、けだるげな掛け合いの織り成すアンニュイな雰囲気の
中で徐々にストーリーが進んでいっているのを感じました。


そして最後に一言。
この話に出てくる猫、あまりにふてぶてし過ぎてキモ可愛いよ!
やべぇ、あいつにコンビニのおにぎりを差し出して、ぷぃっとかされたいよ!
……駄目猫フェチ、ここに極まり。




・誰が為に世界は廻る、最新話まで


実は、ずっと前にプレイしていたのですがなんとなくレビューを書いてなかったシナリオ。
ボル様をアンテナ登録した記念に、さくさくレビューだぜ!


内容を一言で纏めると、SNEG?
一人暮らしの主人公に、記憶喪失の少女や、根無し草のぽややん歌姫や
元盗賊団で無理やり囲われていた、呪術使いの幼女と素敵な同棲ライフを送るファンタジーシナリオ
……多分嘘は言ってない。一応。


と、箇条書きマジックで表記するとどこにでもあるハーレム系シナリオのようですが
実は地味に細かい部分がハードファンタジー、ドジ+社会的地位が最悪の職業であるハンター
(傭兵とか何でも屋とか、そういうのの社会的地位のものごっつ低いバージョン)である主人公が
仲間から苛められたり、賭けの対象にされて殺されかけたり、医者から総スカン食らったりするという
なんというか、社会的地位の大切さを肌身に感じられるシナリオです。


と、ストーリー部分や設定部分は凄く好みなのですが、戦闘面やシステム面で気になるところが少々……


まず、戦闘面に関して。
アイテムの切り替え等あるのですが、最終的にはクイック&ロード戦術に終始してしまう部分があるのが残念。
や、主人公を装甲重視でチューンすればある程度確率の神様に頼らなくても良いのかもしれませんが
出来れば、主人公に閃き、堅牢、鉄壁、が早い段階で欲しかったなぁという印象があります。
もしくはもうちょっと派手に回避性能や、命中性能を変化させるアイテムを用意するとか。


次に独自システムに関して。
はっきり言うと『言霊システム』は抱くホーリー・マザー・グレイルのルーンカード生成に似てて
『武器修練システム』は、Fake Need Nightに似てる感じがします。
武器修練システムは、似ているFake Need Nightのシステムより洗練されていると感じましたが
言霊システムは、抱くホーリー・マザー・グレイルのルーンカードシステムの方が好みというか
システム面では圧倒的に言霊システムの方がユーザーフレンドリーなのだと思いますが
ルーンカードシステムの方が遊び心が溢れてて好みです。SRCで最強無属性魔法が手に入ったり
特定の版権作品にちなんだ単語を入れると、それに準じたルーンが手に入ったりする辺りが。


まあ、独自戦闘といいつつちゃっかりエンドレスコミュニケーションやコメット・スターズ!にヒントを得ていたり
ぶっちゃけ、パイロットスキルってネオぐらっちぇ様のLast Epicからの丸パクリじゃね? って感じの僕が言える
義理ではないのですが。ようは元の奴とは違ったオリジナリティーを加えれば良いのです、たぶんおそらく。


で、最後に。時々選択肢が出てきますが、ヒロイン選択システム搭載なのですかー!
それが気になって、夜眠れず授業中に寝ています。(駄目人間っ!!